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2024.04.24 |

銀幕★対策課企画始動

落ちたテンションは無理矢理自分で上げろ!
という訳で。
遂にやらかします。対策課企画始動です。



もう既にバレているとは思いますが、某WRさまにNPCプラノベをオファーしてしまいました。
そして! 受諾いただきました
ギャーどうしようもう嬉しすぎるーっ!!(ゴロンゴロン)
公開は、来年の1月中旬頃ですって! ソレを糧に年末を乗り切ろうと思います。

さて。
受諾いただいたのは昨日だったのですが。
そのあまりの嬉しさに、勢いで対策課サイトを作ってしまいました。
ブログだと流れていってしまうので、対策課関連の二次創作や妄想はそちらに置いていこうと思います。
どんだけお前…って感じで、いっそ怖いです、ね……。あ、逃げないで!

一緒に始動は「対策課本」企画です。
本当に出します。自分と、ごく一部の人の為に。
企画サイトの方で、この本にこっそり名前だけ登場してくださるPCさまを募集しています。
詳細は下記をご覧下さい。
http://3rd.main.jp/marutai/off.html

もう1点。
実際欲しい方ってどの位いらっしゃるのでしょうか?
発行はプラノベと大阪オフ会に合わせて、1月の予定です。無料配布です。
発行後、希望者には発送配布いたします。
オフで刷ろうと思ってるので(ぶっちゃけ製本作業がメンドイ)どの位刷れば良いのか、アンケートを取りたいと思います。
PLさま、WRさま、ILさま、オールOK。銀幕市民なら、誰でも可。
ご希望の方は、このブログの右上の「マル対」をクリックしてください。
発行数の参考にさせていただきます。
よろしくお願いいたします~。


看板着てるよ!
ウィズの激しく吹くアイコンもキタよ!!
うわあああぁぁい!

以下、いつもの如く対策課二次創作。
もうバレてると思いますが、植村さんと邑瀬さんが激しく好きです。





『キングofクラッシュ』

 通勤時、寒さが身に凍みるようになった初冬のとある日。
 連日の激務の疲れが残る体を引きずりながら、市役所に出勤した植村は、対策課内の光景に朝っぱらから激しく吹いた。
「なっ、なっなっなっ! 何してんですかッ!?」
「え?」
「えっ?」
 邑瀬が、山西を後ろから抱きしめていた。
「何って……」
 振り返った邑瀬の口調は至って冷静だ。
「ネクタイを締めてあげていました」
「締めてもらっていました!」
「山西くん……」
 社会に出て既に数ヶ月経つというのに、山西は未だにネクタイを上手く結べないらしい。
 緩かったり、後ろが長かったり、日頃からそのだらしなさには植村も見かける度注意していた。
 最近やっとまともになったと思っていたら、まさか毎朝こんな事をしていたというのだろうか。
「なんでそんな、いかがわし……いや、鬱陶しい体勢でやる必要があるんですか」
「邑瀬さんがこの方がやりやすいからって」
「女性じゃあるまいし、人のネクタイなんて締められませんよ。先輩として、後輩の身だしなみを指導していたつもりだったのですが、何か問題でもありましたか?」
「だからって、そんなにベッタリ密着しなくても!」
 植村は突っ込みきれず、思わず叫んだ。
 ここは仕事場である。始業前でまだ市民はいないが、公共の場である。
 ただでさえ、銀コミ以降妙な視線を向けられる事が多くなった対策課職員達。(主に女性市民から男性職員に向け)
 妙に熱の篭ったその眼差しに、邑瀬は気にせず、山西は気付いてもいないが、植村にとっては胃が痛い毎日だ。
 これ以上、胃痛の種を自ら増やすような真似はしたくない。
 というか、この空気は、職場環境は、断然宜しくない。
 対策課の責任者として、自分のストレス回避策として、激しく憤る植村に対し、邑瀬は不意に薄っすら黒い笑みを浮べた。
「アレ。植村さん、焼きもちですか?」
「誰が! というか、どっちに!?」
「それとも1人除け者にされて寂しい、と」
「人のこと、勝手に寂しがり屋にしないでください!」
「無理しなくていいんですよ? あ、そうだ。今日山西くんと飲みに行くんですが……」
「邑瀬さん、女の子紹介してくれるんですって!」
「クリスマスも近いことですし、植村さんもご一緒にいかがですか?」

 その時。
 植村は入り口に背を向け立っていた。
 だから、灰田が挨拶と共に入ってきた事に気付いていなかった。

「クリスマスって、大体その日も仕事でしょう、対策課は。恋人作って浮かれているヒマがあると思ってるんですか!」
「……!」

 そうですよね…、と小さく呟くと、灰田は俯きながら席についた。
 植村もまた、灰田の様子には気付かずに、市長からの呼び出しに慌しく対策課を後にした。
 当然、今年のイブは日頃働きすぎの植村をお疲れ様ですと労わる為、食事にでも誘おうと思っていた灰田の心中など、何ら特殊能力も持たないただ普通のエキストラである植村が知る筈もなかった。

「あーあ……」
「邑瀬さん。重いです」
「植村さんも、密かに山西くんに負けず劣らずフラグクラッシャーですよねぇー……」
「邑瀬さん! 背中熱いです!」
「この対策課の異常な程高い独り身率。にも関わらず、皆危機感薄いし。由々しき問題ですね、ホント」
「あ゛だっ! だだだだだっ! 俺の頭の上にアゴ乗せてガクガクしないで下さいっ、邑瀬さんってばっ!」

 ちなみに、何故邑瀬にたった今目の前でボッキリ折れたフラグが見えたかといえば、彼が普通ではないエキストラだからである。

 銀幕市対策課職員 植村 直紀。27歳、独身、彼女ナシ。
 今年のクリスマスも1人、お仕事です。




ナチュラルにイチャイチャが好物です。スミマセン。

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2008.11.12 | Comments(0) | Trackback() | 銀幕★感想

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