という、標題のメールを貰うようになってしまいました、トナカイです。
飛んで見に行きました!(笑)
(梛織くんお知らせしてくれてありがとうございますーv)
マツタケ終了してしまいましたねー。
1位の武士さんには、あんなビックなベイベーが!(爆笑)
おめでとうございます!
打ち上げが意外に長くて嬉しいです。
後でセクハラ魔神で顔を出しに行きたいと思いますー。
次はシリアスきそうですね。
今までずっとほのぼのでしたものね。うおードキドキします。
対策課企画。
美樹さん、ルークさんご参加ありがとうございます~。
ありがたくお名前お借りいたしますv
対策課サイト。
ひっそりネタ03、04更新。SSも更新。
いつものように折りたたみで載せておきます。
『パヒューム×パヒューム』
「ねえ、コレ会議室に置きっぱなしだったの。誰かの忘れ物みたいなんだけど、知らない?」
コピー室にて依頼の説明資料作りをしていた対策課の若者組 山西と桃子は、入り口からひょっこり顔を覗かせた高梨に揃って振り向いた。
「万年筆、ですね。すげっ、高そうー」
「邑瀬さんじゃないですかぁ? これブランド物っぽいし。あ、でも市長って可能性もあるかなぁ……ギャッ、何やってんの!?」
手渡された鈍い光沢を放つ高級ペンに、持ち主推理をしていた桃子だったが、突然の山西の行動に悲鳴を上げた。
「え、何って……」
山西は、フンフンと鼻を鳴らし匂いを嗅いでいた。
「あ、コレやっぱ邑瀬さんのです! 匂いが一緒だ」
「匂いって……」
高梨が驚き目を丸くする。
「邑瀬さんの匂いなんて、あった?」
「ありますよ? 少―しだけ、たぶん何かの香水だと思うんですけど」
「わー超犬―」
桃子はドン引きしている。
「俺、嗅げば誰の匂いか、大体分かるんですよ!」
どこか誇らしげに、知られざる特技を披露する山西。
えー? と女性陣が自分の体を抱きながら慌てて距離を取る。
2人の様子に、酷いなぁ、と山西は子供っぽく口を尖らせた。
「こーゆー硬い物とかは難しいけど。あ、邑瀬さんは特別。よく一緒にいるんで。服とかコートとか、布系だったら百発百中、俺完璧に当てる自信ありますよ!」
「へぇ…そこまで言うんだったら……」
「え?」
くるりと瞳を見開き、桃子が小悪魔フェイスを閃かせた瞬間だった。
3人で、こっそり忍び込んだのは男子更衣室だった。
「お…怒られないかしら……?」
「見つからなければダイジョーブですよぉ」
「何で男子更衣室?」
「アンタを女子更衣室に入れるワケにはいかないからでしょうっ!?」
ヒソヒソ囁き合いながら、向かうは対策課男性陣のロッカー。
「いい? ちゃんと目閉じてる?」
「いいですよー」
両手で顔を覆い後ろを向く山西の鼻先に、桃子は植村のロッカーから失敬した彼のジャケットを突きつけた。
「んー、植村さん!」
「え、凄い正解!」
「次コレ」
「えっと。コレは、邑瀬さん」
「また当たり……!」
「嘘! ちゃんと目閉じてる? 高梨さん、後ろから塞いでてください!」
「そこまでするの?」
「これは!?」
「……アレ? コレ対策課じゃないでしょう。あっ、分かった! 上井さんだ!」
「ギャー、何コイツ怖いーッ!!」
更衣室内、桃子の小声の悲鳴が響き渡る。
驚く高梨に後ろから目隠しをされたまま、山西は小さくガッツポーズを作った。
「凄いわね、山西くん。それにしても匂いなんて、人によってそんなに違うものかしら……?」
気になるのか自分の袖に鼻を埋め、次いで高梨は桃子に顔を近づけた。
クンクンと胸元で鼻を震わせるも違いがよく分からなかったらしい、しきりに首を傾げている。
「ちょ、高梨さん、止めてくださいよぉ」
くすぐったそうに肩を竦め高梨を軽く押しのけると、桃子は手に持っていたジャケットに視線を落した。
「匂いねぇー……?」
「何で私がワザワザ先方まで出向かなければならないんですか?」
「そこはそれ、植村さんの人徳ですよ。折角のご指名、市民に頼られるなんて有り難い事じゃないですか。私もお供しますから…………おっと」
「え?」
外出支度の為、更衣室に向かった植村は、突如入り口で足を止めた邑瀬につられ立ち止まった。
動かぬ邑瀬に首を捻り、肩越しに覗きこんだ更衣室内。
「っ!?」
そこに広がる光景に、植村は息を飲み込んだ。
高梨、山西、桃子が揃って、植村の上着に顔を埋め、一心不乱に匂いを嗅いでいた。
「な…っ!?」
固まる植村に、ビクリと肩を震わせ顔を上げた3人も、たった今まで嗅いでいた匂いの主の突然の登場に、声もなく固まっている。
「お楽しみのところ、失礼いたしました」
1人にこやかに微笑む邑瀬が、パタリとその戸を静かに閉めた。
「あの子達だけは、あの子達だけは、まともだと思っていたのに……っ!」
「植村さん。世の中には、フェティシズムといって特定の物や現象に興奮を覚える種類の人達がいる事は確かで、それが市職員のアナタの部下だったからといって、それは確率の観点から言えば別段驚く事でも不思議でも何でも……」
「ぎゃーっ待って! 待ってください、誤解ですっ!!」
「違ッ、フェチとかそーゆーんじゃなくて! これはただ、試しというかぁ、成り行きというかぁ、ともかく違うんですよぉっ!!」
「あ、邑瀬さーん。コレ邑瀬さんのペンですよね?」
「ああ、山西くんが拾っていてくれたのですか。ありがとうございます」
「ちょっと山西くん!? 1人だけ他人事の顔で邑瀬さんに頭撫でられて嬉しそうにしていないの! 一緒に説明してよ!!」
後日。
桃子は匂いフェチだとか、高梨は植村の匂いに包まれないと安心して眠れないだとか、山西は一キロ先に邑瀬がいても匂いで分かるだとか。
そんな互いにとって不名誉な噂が複数市役所内に流れ出し、しばらく植村が3人と目を合わせてくれなかったり、噂を聞きつけた草間が大騒ぎしたり、1人邑瀬がニヤニヤ笑ったりしていたが。
これもまたごく普通の対策課の日常。
匂いの話です。
植村さんの上着に顔を埋め匂いを嗅ぐ3人、の図が突如閃きまして。
山西くんは匂いで人を判別しているに違いない、とか。(笑)
いつもの如く、妄想全開でスミマセン…。
公式。マツタケに植村さんが来ていて笑いました!
やっぱり不幸で笑いました。
打ち上げにくればいいのに。(笑)
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2008.11.17
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