すみま…せ…ん……。
KロノトリガーはOPがアニメでしたよ!
こ、こいつ動くぞ…ッ!!
マツタケ終了ですね。お疲れ様でしたー!
絡んでくださった皆さん、ありがとうございました!
いつものようにアレでもうスミマセンー。
でも楽しかった…v
ピンナップが今から楽しみでなりません。うはうは
あ、対策課SSの中で山西くんの年齢間違っていたので直しました。
ゴメンナサイーッ。
折りたたみで、やっぱり更新。SS。
あと拍手返信です。
『プリーズ!ミスタースター』
ついこの前までハロウィンだと思っていたのに、今はもう街はクリスマスムード一色だ。
この時期、銀幕市対策課のカウンターでも、ミニツリーが飾られる。
少しでも、初めてこの街に来たムービースターや、依頼で疲れ果てた人々の心を癒そうという、職員達の心配りだった。
今年ももうそんな季節になったのですね、と少し浮かれた笑顔を見せる植村の指示の元、倉庫からクリスマス用品一式を掘り出して来た灰田の小脇には、もう一つ小さな箱が抱えられていた。
「植村さん、一緒にこんな物が出てきたんですけど……」
「――ああ。七夕の時の、ですね」
箱の中を覗きこみ、そこに納まる紙の束に植村は破顔した。
夏の頃、クリスマスと同じように対策課内でも小さな笹を飾り、訪れた市民に短冊を書いて貰おうと、企画した物の名残りだった。
つい半年前なのに、この街では色々な事があり過ぎて遠い昔のように感じる。
「あの時はレイヴィアタンでそれどころじゃなくて、結局実行出来なかったんですよね?」
「ええ。折角職員の皆さんに、見本として何枚か書いてもらったんですけ…ど……」
当時を思い出しながら、懐かしさに両目を細めた植村は、何気なく箱の細長い小さな紙片を取り上げ、そこに書かれていた内容に、時を止めた。

「これ…は……」
「ああ、山西くんですね」
植村の手元を覗き込み、灰田が笑みをこぼす。
「何でも出来て凄いって。憧れてるんですって、言ってました」
「あの子は……」
脱力しながら、これが市民の目に触れなくてよかったと、植村は大きく息を吐く。
こんな物、見本にもならない。
山西の性格から正真正銘本気の願いのような気もしたが、丸っきりふざけていると誤解を受け兼ねない内容だ。
安堵したのも束の間、続いて出てきた短冊もまた、見本としては遥かにかけ離れた物だった。

「里村さん、かしら……?」
恐らくは、桃子が欲しいブランドの数々なのだろう。
物欲丸出しの願い事に、植村はガックリと肩を落した。
出てくるは出てくるは、植村にとって胃の痛くなる短冊の数々。
『胸が』とだけ書かれた後は、何やらペンを奪い合い争ったような判読不明の文字の乱れと、かつては短冊であったシワシワに丸められた紙のくず。
その最後には、明らかに草間の筆跡で大きく『高梨 益子』と署名がなされている。
当時起こった草間と高梨のやり取りが目に浮かぶようである。
邑瀬に至っては、全く意味すら分からなかった。

静かに目を伏せたまま言葉を発する事もなく、2人はそっと邑瀬の短冊を箱の中に戻した。
「全く皆もう~~~っ」
苛立たしげに頭を掻き毟る植村に、そういえば、と灰田が顔を上げた。
「植村さんも何か書かれていましたよね?」
「え? 私ですか……?」
「何、書いたんですか?」
「え、と……。何だったか……」
確かに、灰田の言うように植村もあの時短冊に書いたような気がする。
しかしどんな願いをだったか、全く覚えていなかった。
「ええと……」
「これかしら。アラ?」
箱の中覗き込み同時に手に取ったソレは、どちらも自分の物ではなかった。
取り違えて引かれた短冊。
互いに自分と相手の手の中を見比べ、植村と灰田は顔を見合わせ小さく笑いあった。
『銀幕市が平和でありますように』
『銀幕市の皆が笑顔でいられますように』
その願いは、きっと皆同じ。
後日談。
来年の七夕に間違って使われては敵わないと、処分するべく避けれ置いてあった植村の机の上の短冊の束は、何故かまんまと山西に見つかり、勝手にツリーに飾り付けられ、その後の騒ぎは、まあご想像通り――。
今回は検索除けの為に、画像を使ってみました。
対策課サイトの方ではもう少し見やすいです。
桃ちゃんのブランドがかなり20代後半好みで申し訳なく。
でも若い子の好きなブランドなんて分からないよ、ギャー。
邑瀬さんの短冊が分かった人はマニアだ。
拍手返信
真船PLさま>
こちらこそマツタケ掲示板ではありがとうございました!
真船さんの半ズボン&伸びる鼻に爆笑でした。w
勝手に思ひ出写真バラまいてゴメンナサイ。
犬耳の幻影!w トナカイもつられて見てしまいそうですよ、感想ありがとうございましたー!
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2008.11.22
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